TK-80互換 ワンボードマイコンキット ND80Z3 制作レポート(MAR-2012)
詳しくは、発売元
(有)中日電工さんサイト
を見て頂くとして、簡単に作例レポートをまとめてみる。
基板と一部部品とかなりの量の説明書。
コンパクトにまとめられた綺麗なグリーンレジスト スルーホール基板。
ここに説明書通り部品をはめて半田付けする。
どの部品から付けても構わないが、背が低く、静電気破壊に関係ない部品から付ける。
抵抗器、ダイオード、セラコン、ICソケット等を付けるのが良いだろう。
リチウムイオン電池ホルダは基板を裏返しした時曲がってしまうので最後に付ける。
コネクタ、電解コンデンサ類の取り付け。
キースイッチ部組み立て。はめ込むだけで10分も掛からない。
キースイッチ裏面。結構な質量。
7セグメントLEDとキースイッチ取り付け。ワンボードマイコンらしくなる。
完成するまで7セグメントLEDには傷防止としてセロハンテープを。7セグ手前にあるC18は立たせると邪魔なので寝かるのがポイント。
IC類(cmos)は静電気に弱いので触る直前に適当な金属に触れて電位を同じにしてから触る。これ重要。
ICの付け直しは困難なので絶対に間違えないようにする。直すには半田吸収線、吸取器等が必要となる。
間違えに気づいて泣くより面倒でも5回は確認した方が良い。
Z80 MPUとモニタROM、82C55AはCN2に繋がっており外部とTTLレベルで入出力可能。
メモリ保持用電池の移動。表面実装用を買ってしまったが加工して取り付け。
キースイッチ部 7セグLED 汎用ロジックIC群。PICも良いがロジックICは心が落ち着く。
7セグメントLED。アドレス部 左4桁、データ部 右4桁。
アドレスとデータ部はTK-85みたいにスペースが有った方が分かり易いと思うがわざとくっつけたと思われる。
プログラムやデータを操作するキースイッチ。
シールを貼って透明キャップを被せる。シールが曲がってると見た目が悪いので気をつける。
基板裏面。半田付けは860ヵ所ほど。
取り敢えず完成。キースイッチ、LEDの点灯は確認。
卓上に安定化電源が有るので3端子レギュレータ通して5Vにして電源供給。
裸のままでは扱いにくいし静電気対策としてケース自作。3mm厚アクリルをPカッタで切断加工。3mmネジ、スペーサ使用。スペーサはナット等で微調整。
スピーカ内蔵。スピーカコネクタは邪魔なので使わずケーブルは基板裏を通して並列に直付け。
DIP-SW部。CN3は接続する予定が無いので考慮していない。
キースイッチ部。
フリースペースとして右側は空けてある。
7セグメントLEDの見え方。見やすい。可能なら16セグメントLEDだともっと表現力が上がって良いと思う。
立てて保管も可能。
ちなみにこれは電算機の技術を習得する為の物であり実用的な利用は難しい。 スピーカからドレミならしたり、計算させたり、簡単なゲームなど...。
このMPUには除算器(命令)がないので加算器、減算器を利用して除算させるなど非常に難解、手間の掛かるものである。
ラッピングされてエンドユーザからわからない様にしてあるだけで本来、コンピュータとはこういう物である、と言うことが理解できるだろう。
ND80Z�� 主要部品
部品名
個数(約)
半田付箇所(約)
ロジックIC類
21
400
その他IC類
5
110
抵抗器
29
62
集合抵抗器
8
62
コンデンサ
22
44
ダイオード
7
14
トランジスタ
3
9
7セグメントLED
8
80
キースイッチ
25
50
その他
7
30
合計
135個
861ヵ所
[雑感]
5時間くらいで完成。
兎に角、部品を間違わないようにします。
発売メーカさんに一考して頂きたい事として基板には「HC138」のようにIC名を印字した方が間違いは減ると思う。(今後の改良の際の参考に、とのご返答頂く)
Z80、RAMなどはソケット使わず直づけの方が接触不良が減って良いと思う。
データのロードで[I/O] -> [LD] とキー操作するのが面倒。USBから信号がくれば自動でロードしてくれると楽。
CR2032ホルダは出来れば基板実装用の平型にした方がスマート。
シリアルコネクタは基板からはみ出てるので他のコネクタ同様、中に入れた方が良い。(これも空きスペースの問題かも)
サンプルプログラム集もついてくるのでそれから始めるのも良し。簡単なLEDの点灯をやってみたり、努力次第で色々できる。
将来、理科系に子どもを進めたいのであれば教材としても良い。7セグLEDを使ったゲームも作れる。完成したゲーム機とはまるで次元が違い、遙かに生産的である。
価格、内容共に最高峰といえるキット。出来から見て相当技術のある会社の模様。
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